「ひょっとしてありかも?」と思わせられる、爽快で痛快なエンターテインメント小説
1,870円(税込み)
角川春樹事務所
邦画宣伝を生業としてきたアラ還・篠友子のデビュー作
本作はウイルス終結後も経済の混迷が続く日本という想定のもと、「首都分散構想」で国を変えようと動き出す近未来の人々を描いた物語。都を西に呼び込むため、関西統一策を託された土佐の交渉人・坂本龍子の活躍が、関西圏特有の地域性やブラックユーモアを交えながら展開されます。フィクションながら「ひょっとしてありかも?」と思わせられる、爽快で痛快なエンターテインメント小説です。