【運動できる体づくり】運動の秋を前に動ける体の準備

肩関節の可動域を広げる

① 四つばいになります。手の位置は、頭よりもやや前方に着いておくと、より肩関節を伸ばしやすくなります。

② 正座をするように、腰を落として尻を後方に引きながら、同時に胸を可能な限り沈めていきます。このとき、手は床に着いた位置から動かさないようにしてください。肩関節の可動域を広げるとともに、背中や胸を伸ばすことができます。

股関節の可動域を広げる

① 床に座り、足裏を合わせて両膝を外側に開いておきます。両手で足先を押さえ、可能な限り足を引き付けておきましょう。

② 背筋を伸ばしたまま、可能な限り上体を前に倒していきます。このとき足が前に移動して緩んでしまわないよう、しっかり両手で引き付けておきましょう。また、背中を丸めてしまうと、十分な効果が得られません。背筋を伸ばしておくことが重要です。

基礎体力を向上させる

① 足を軽く開き、直立します。写真では手を腰に当てていますが、次の動作で歩くように腕を振る動きを入れても構いません。

② 片足を前に踏み込み、背筋を垂直に伸ばしたまま腰を落とします。踏み込む距離は腰を落としたときに両膝が直角に曲がるくらいが目安です。踏み込んだ足を元に戻して①に戻り、反対の足でも同様に行います。左右で1回とし、10回程度行いましょう。

【ポイント】

 関節の可動域を広げたり、体力向上を図る運動は、急に効果が現れるものではありません。日頃から継続的に取り組み、体のケアを行っておきましょう。

【健康メモ】

充実した人生を楽しむには、ある程度の体力が必要に

 旅行や運動を楽しもうと思っても、体力不足ではすぐに疲れてしまい、楽しむどころではなくなってしまいます。お孫さんがいらっしゃる方であれば、一緒に遊ぶことがつらくなってしまうかもしれません。さまざまなシーンで充実した時間を過ごすには、ある程度の体力は必要です。本格的なスポーツでなくても構いません。日頃から体を動かし、いつでも動けるよう、体力を付けておきたいものです。

蓮池拓矢

はすいけ・たくや

1984年、新潟県生まれ。スポーツクラブ ルネサンス
adidas FUNCTIONAL TRAINING 教育トレーナー


《協力》 株式会社ルネサンス
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