安定性とバランス機能アーチを作って向上へ
【動作】
①のように手と足の指で握手をするように足の指の間に入れて脛側に反らせる。
3 秒ほどキープしたら②のように足の指を全て包み込むようにして曲げる。これを5 セット繰り返す。
足部がほぐれたたところで、③と④のように足裏にタオルを敷き、タオルをたぐり寄せる。
この際指だけでなく足の甲を引き上げながら足裏のアーチを作るようにタオルをたぐり寄せる。
【効果】
足裏のアーチができることで安定性、バランス機能の向上が期待できます。
【健康メモ】スムーズな動作のために
足裏ほぐしと組み合わせて転倒予防
今回紹介しているエクササイズは、足裏のアーチを作るために有効なエクササイズです。足裏のアーチは、歩行時の衝撃を吸収し、重心を正しく移動させスムーズな動作を行う働きがあります。アーチ構造が崩れることで障害の発生リスクが高まるとされています。外反母趾や内反小趾、扁平足などはまさにこの状態です。今回のエクササイズは、前回の「テニスボールを使った足裏ほぐし」をしてから行うことでより効果が高まります。ぜひ組み合わせて行ってみてください。
蓮池拓矢
はすいけ・たくや
1984年、新潟県生まれ。スポーツクラブ ルネサンス
adidas FUNCTIONAL TRAINING 教育トレーナー
《協力》 株式会社ルネサンス
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