みそのひみつ

マルサンアイ こだわりの「鮮度みそ」

ラク・速っ・うま! レシピ

みそ汁にも料理にも便利 働く母親の時短の助けに

 今年、創業70年目を迎えたマルサンアイ(愛知県岡崎市)は、大豆を主原料とするみそや豆乳などの食品製造販売メーカーです。同社が2017年に発売した液状みそ「鮮度みそ」シリーズは、新型コロナウイルス禍で巣ごもり生活が広がり家庭で料理をする機会が増える中、「手軽に、いつでもおいしいみそが使える」と人気です。

 「鮮度みそ」シリーズには、みそ業界初となる二重構造の鮮度ボトルが採用されています。みそが空気に触れにくく、開封後90日間、常温での保存が可能で、置く場所も選びません。生みそのようにみそを溶く必要がなく、お湯を注ぐだけですぐにみそ汁として飲めるので、一人暮らしや少人数世帯の食卓やオフィスでのランチ、アウトドアレジャーでの食事にも重宝します。また、適量を出せるため、料理の味付けも簡単です。

 開発は、消費者のみそ離れが進む中、小学生の子供を持つ女性スタッフの「時短料理に役立つ商品で、働くお母さんを助けたい」という声がきっかけとなりました。みそ汁にも料理にも合う風味、握りやすいボトル形状、液ぎれのよいキャップ構造など試行錯誤を繰り返し、約4年をかけて商品化されました。

 今年からは、さらに出しやすいキャップに改良されました。残量が少なくなっても使い始めとほぼ同じ力で、みそを押し出せるようになるなど進化を続けています。

 タイプは「あわせ」「こうじみそ」「赤だし」「あごだし」など8種類。410g入りのほか、商品によっては小ぶりで携帯にも便利な205g入りも用意しています。