エネルギー源として必ず確保 お米と水は備蓄の柱
何をおいてもエネルギー源である炭水化物と水をそろえましょう。米や米の加工品のほか、パンや乾麺、餅などもストックしておくと、いざという時にバリエーションが利きます。また、非常食としてアルファ米や栄養食品なども備蓄。被災時に違和感なく食べられるように、いろいろな味を試しながら練習してみては。
ご飯、パン、そば、うどんなどの炭水化物は大切なエネルギー源です。このうち、お米は保存性の高い食品。無洗米であれば米を研ぐ必要がなく水を節約できます。常にお米を買い置く癖をつけておくとよいでしょう。
さらに、アルファ米と長期保存水を備蓄しておくことで、ライフラインの復旧までしのぐことができます。パック入りのご飯や餅、小麦粉、保存性の高い乾麺や長期保存用のパンなども一緒に備蓄しておくと安心です。
水は1人あたり1日3リットルを目安に備蓄。ミネラルウォーターを日常的に飲んで買い足したり、ウォーターサーバーもおすすめです。水道水の備蓄も習慣づけて。塩素による消毒効果で3 日程度は飲料水として使用可能です。蓋のできる清潔な容器にいれて、直射日光をさけて室温の低いところに保存しましょう。凍らせておけば、停電の際に保冷剤として使うこともできます。
また、災害当日の備えとして水1 リットル+調理不要な非常食3食が必要です。避難する際に持ち出せるように、非常持ち出し袋に入れておきましょう。
アルファ米(アルファ化米)お湯で約15分、水で約60分
鍋などの調理器具を使わなくても、パックに水やお湯を注ぐだけでふっくらとしたおいしいご飯になります。袋が食器を兼ねていてスプーン付きのため、食器の準備が不要。5 年常温保存可能です。白米の他におかゆや混ぜご飯など飽きが来ないようにいろいろ取り揃えて。おかゆタイプやアレルギー対応食品もあります。
おにぎり(わかめ)/尾西食品
お湯または水を入れるだけで具材の旨味がギュ
ッとおいしい三角形のおにぎりが出来上がりま
す。出来上がり量は109g。オープン価格。
※全4種類
必須!命をつなぎとめる水
必ずストックしておかなければならないのが、生命維持に欠かせない水です。料理、飲料用など、ライフライン停止に備えて十分な量が必要。備蓄用には通常のミネラルウォーターの2 ~ 5倍の賞味期限の長期保存型を。
富士ミネラルウォーター非常用長期保存水/尾西食品
富士山麓(山梨県)に源泉を持つ「富士ミネラルウォーター」の非常用保存飲料水。5年保存可能。2,000ml、300円1,500ml、250円/ 500ml、150円( 全て税別)。