- 2022年2月25日
笠井アナの「僕のえいがの百三十科」#182
ドリームプラン/愛なのに/ボブという名の猫2 幸せのギフト 米国アカデミー賞はコロナによりますが、日本時間の3月28日朝開催です。今年は、何といっても濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」。日本初の作品賞ノミネートなるか! さらに国際長編映画賞は受賞確実!とも言われているんです。要チェック。
ドリームプラン/愛なのに/ボブという名の猫2 幸せのギフト 米国アカデミー賞はコロナによりますが、日本時間の3月28日朝開催です。今年は、何といっても濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」。日本初の作品賞ノミネートなるか! さらに国際長編映画賞は受賞確実!とも言われているんです。要チェック。
コンフィデンスマンJP 英雄編/コーダ あいのうた/クライ・マッチョ が子供のころ大人気だった特撮人形劇「サンダーバード」が完全新作として蘇った。CGや合成を使わず当時の技術を使って制作したのだ。仕上がりは「ブラボー!」以外言いようがない。年明け、この興奮を、ぜひご家族で味わって!
偶然と想像/ただ悪より救いたまえ/ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 正月興行真っただ中、今年は、18年ぶりに新作が公開された「マトリックス」の最新作に大注目。さらに、スピルバーグ版「ウエスト・サイド・ストーリー」も!と言いたかったが、突然2月に公開が延期になってしまった。なぜ? 待ち遠しいなあ。
ディア・エヴァン・ハンセン/梅切らぬバカ/聖地X とにかく!「ウエスト・サイド・ストーリー」をスピルバーグがリメークする。それがついに公開される。あの音楽もダンスも芝居も完璧な作品を、スピさんはどうしようというのか?考えるだけで夜も眠れないのです(笑)。
燃えよ剣/CUBE 一度入ったら、最後/歩きはじめる言葉たち 漂流ポスト3・11をたずねて 取り上げられませんでしたが、「護られなかった者たちへ」が映画賞ものの素晴らしい仕上がりです。東日本大震災を本格的にベースにした殺人ミステリー。エンタメ界のこうしたアプローチも震災を今に伝える重要な役割だと感じます。
由宇子の天秤/マイ・ダディ/MINAMATA―ミナマタ― ジャーナリズムを問う力作を2本紹介。実はもう一本。自殺した中学生の悲劇の父がモンスター級のクレイマー(古田新太)でワイドショーが面白おかしく取り上げた結果…という衝撃的感動作「空白」。映画が描くテレビはたいてい悪者扱い。仕方
孤狼の血 LEVEL2/ドライブ・マイ・カー/白頭山大噴火 ちょっと、言いたいんですけど、カンヌ国際映画祭で4つも賞をとった濱口竜介監督。マスコミはもっと騒いでいいですよ。これすごいことなんです。海外からは高い評価と実績を積んでいるのに、日本ではあまり知られてないなんておかしいですよね。
キネマの神様/リスタート/ SEOBOK/ソボク 光栄にも山田洋次監督とお食事させていただく機会がありました。以前「カイロの紫のバラ」を見た手塚治虫さんから「あんな映画を撮りなさい」と勧められたので、やっと「キネマの神様」で実現できたと、とてもうれしそうに話してくださいましたよ。
わたしはダフネ/1秒先の彼女/ リカ ~自称28歳の純愛モンスター~ どう考えてもおかしい。5月末現在、東京の演劇は上演OKで映画館は「休業要請」。緊急事態宣言中に、ある映画のイベントの司会を無観客でやった。その4時間後に「同じ会場で芝居の上演がある」というので我々は早々に撤収。何それ!
いのちの停車場/女たち/地獄の花園 プロデューサー(P)で映画を選んでも面白い。角川映画の角川春樹P、ジブリアニメの鈴木敏夫Pなどなど。今回は、製作半ばで突然天に召された東映の岡田裕介Pと業界の風雲児・奥山和由P、お二人の力作を取りあげます。