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知って得する健康の知恵

  • 2021年3月12日

認知症も早期診断が非常に大切

東京都では今世紀前半のうちに「20人に1人が認知症」時代が来ると予測されており、誰にとっても切実な問題です。認知症は他の病気と同様、早期診断と早期対応が非常に大切です。「ひょっとして認知症?」と気になり始めたら自分でチェックしてみましょう。

  • 2021年2月18日

ビタミンC不足は老化促進にも関与

いきいきと年齢を重ねる ⑥  冬場、ヒトの体は寒さに対抗しようとしてアドレナリンなどのホルモン分泌を増加するため、カロリーやビタミンC、B群などを多く消費。これにより栄養失調になりやすいともいわれます。その一つ、ビタミンCの働きと不足のリスクについて説明します。 ビタミンCの役割とは  ヒトの体が生 […]

  • 2021年1月22日

1日10分、骨への衝撃で骨量を維持

いきいきと年齢を重ねる ⑤  なぜ運動は体によいのか、東京都健康長寿医療センターと国立障害者リハビリテーションセンター研究所、シンガポール国立大学などとの共同研究チームが分子レベルで解明したのが、運動による骨への衝撃が骨細胞での炎症や老化を抑制するメカニズムでした。 「骨への衝撃」の作用を発見  加 […]

  • 2020年12月21日

合併症のリスク高める「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」

日中の眠気や倦怠感、夜間頻尿、中途覚醒…  睡眠時無呼吸症候群は、読んで字のごとく「睡眠時」に「無呼吸」状態になる病気です。医学的に無呼吸とは「10秒以上の呼吸停止」と定義されており、10秒以上の呼吸停止(無呼吸状態)が1時間に5回以上認められた場合、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。 病気の原因は […]

  • 2020年12月19日

自律神経は体への「刺激」で変化する

いきいきと年齢を重ねる④  私たちは、歩行で足裏を刺激したりハンドクリームの塗布で手を刺激したり、ふだん意図せず体を刺激しています。これらは皮膚や筋肉を直接刺激するだけでなく、その神経を活性化させることで内臓や脳の働きにも影響を与えることがわかってきました。この仕組みの応用により、内臓の働きの調整や […]

  • 2020年8月15日

「筋肉」は健康長寿の鍵⁉

いきいきと年齢を重ねる②  日本は屈指の長寿国ですが、残念ながら平均寿命と健康寿命の間には約10年の乖離があります。健康的な日常生活には支障なく体を動かせることが要であり、それを担うのは筋肉です。近年の研究により、筋肉量を維持している人は健康長寿の傾向にあるとわかってきており、筋肉の維持は誰にとって […]

  • 2019年12月23日

加齢による睡眠と健康

中高年の「眠り」を考える  睡眠は、生活習慣と同様に健康と深く関係しており、健康を維持するうえでとても大切な役割を担っています。睡眠不足は肥満や高血圧、糖尿病といった生活習慣病を引き起こす要因となり、不眠が抑うつなど心の不健康につながることが指摘されています。 年齢によって変化する睡眠  睡眠には「 […]